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ステッカーを作るのがマイブームだ。
特に意味はない。どこに貼るあてもない。
ありがたいことに欲しいと言ってくれた人には渡しているが、何のメッセージ性も主義主張もない。
ただ最初に適当に作ったのが楽しくてハマっている。
以前見たアメリカのストリートカルチャーを扱ったドキュメンタリーで、インターネットがない時代、ステッカーは当時のバンドマンやスケーター、グラフィティアーティストたちのコミュニティにおいて、名刺の役割と宣伝広告の役割を兼ね備えていたとの話があり、いいなあと思ったのがきっかけだったと思う。
これは最初に作った「フーディー」というシリーズ。
FOODIE(グルメ)なHOODIE(パーカー)という駄洒落だ。
単純な駄洒落なのでネタ被りを恐れて色々調べたが、モデルの青柳文子氏がそう言ったコンセプトのパーカーを作っていたと言う記事しかヒットしなかったのでセーフだと思う。こいつには今後も色々食べさせていきたい。
これらは最近刷ったもの。
世界三大珍獣の一つで「森の貴婦人」ことオカピやノエルギャラガー(のつもり)など色々だ。
ノエルギャラガーはうろおぼえで描いたけど、本人にあんまり髭が生えていないことに後から気付いた。
今日は渋谷の街を彷徨っていたが、至る所にステッカーが貼り付けられていた。
その犯罪性はともかく、いずれもデザインが凝っており、メッセージ性も秘められているように思われた。
私はメッセージ性がないことをメッセージとして飽きるまでは作り続けるつもりなので、もし欲しいという方がいたら(いないと思うが)会った時にあげます。